視察レポート

植物工場による高品質な苗の安定供給について

  • 平成20年10月27日〜1日  全農とちぎ種苗センター

(概要について)
全農とちぎ種苗センターではJAグループでは初の取り組みとなる植物工場(苗テラス)を導入し、高品質な苗を安定供給している。

苗テラスの苗生産により収穫期間が延びることで端境期出荷が可能となり農家が所得向上に資する事が目的であり栃木県では主にトマトの苗を供給している。




(苗テラスについて)
千葉大学で研究・開発された施設。完全人口光型植物工場。外気と遮断した施設の中で人口光・飼料・二酸化炭素・温度をコンピュウター制御によって育苗する事により、本来植物がもっている能力を最大限引き出した健苗をつくる事ができる。

(苗テラスで苗を生産する利点について)
①栽培環境制御が容易
 ・施設内の光環境、温度、湿度、気流、二酸化炭素を自由に制御できるので苗の品質管  理が容易なため、苗生産技術の標準化も容易。

 ・害虫や病原性微生物の侵入を防止する事が容易で、無農薬での栽培が可能。

 ・化学肥料の使用量を最大限に抑える事が可能で外部への流出も防げる。

 ※季節や天候に左右される事なく、いつでもどこでも誰にでも簡単に均質な苗を作れ   る。

②低コスト化が可能
 ・苗育成棚を多段にする事により、敷地面積よりも苗の育成面積を大きくする事が可   能。
 ・苗生産の場合、光郷土は比較的低くても十分であるため照明エネルギーが少なくすむ  事に加え発熱による空調エネルギーも低く抑える事が可能。

 ・エアコンの冷却コイルにより苗が蒸発した水を回収し、再利用できるので水消費量を  低減できる。

 ・太陽利用型植物工場と異なり光源や空調も市販の蛍光灯や家庭用エアコンで対応でき  るので初期投資を低く抑える事が可能。

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地産地消・農商工連携・地域活性化の取り組みについて

  • 平成20年10月27日〜1日  道の駅 みのみや

(概要について)
栃木県では地域のおいしい「食」をテーマにさまざまな資源を結びつけて「とちぎ食の回廊」として全国に発信しようという取り組みを進めており、現在「そば」「いちご」「牛乳」「あゆ」など10の街道が設置されており「1度訪れたらまた来て見たい」と感じる魅力あふれる「食の街道」づくりが進められている。


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農商工連携によるパプリカの高付加価値化について

  • 平成20年10月27日〜1日  ㈱TEDY

(概要について)
㈱TEDYでは温室によるパプリカの通年養液栽培をしている。天敵導入や防虫ネットの設置など農薬削減に取組んでおり、設立時から食の安全にも取組んでおり、エコファーマー認定を取得している。

㈱TEDYでは色や形が原因の規格外品が味覚は変わらないにもかかわらず出荷ができないものが多く収穫できたときなど対処に困り、このようなものが四角や薄切りにスライスして冷凍したりピクルスを作ったりしていたが、そのような中、水戸市内のホテルからパプリカのペーストの話が持ちかけられ加工会社の協力により冷凍ペーストを開発した。ペーストの利点は①収穫過剰の際に加工できる②規格外のものを活用できる③収穫後すぐに加工するので鮮度・栄養価が高い

・2.3haで栽培
・最大年270トンを生産

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栗の高品質生産とブランド化による産地振興について

  • 平成20年10月26日〜1日  笠間の栗グレードアップ会議(笠間市役所)

(概要について)
笠間市の気候は昼夜の温度差が大きく土壌は花こう岩質である事から大粒で質の高い栗を生産する適地で全国でも有数の生産地であるにもかかわらず、産地としての認知度がそれほど高くない状況にあります。

このため栗生産者、加工業者。飲食業者。JA及び行政機関が連携して栗の高品質生産とブランド化による産地振興を目的として21年に笠間の栗グレードアップ会議が設立された。


設立以降の主な取り組みは①仲卸や小売業者を対象とした実需者調査、消費者への「栗の嗜好性に関するアンケート」調査の実施、②1ヶ月間0度で貯蔵し甘みを最大限に引き出した貯蔵栗「極み」の販売促進資材の作成など。


東京ミッドタウンで実施した貯蔵栗「極み」も販売促進活動では、甘みを増した試食用のゆで栗に関心が集まり、用意した500個がすぐになくなるほどの好評を博した。

今後、同会議では、高品質な栗に付加価値をつけて販売するための栗ブランドの確立を目指し、①しないの加工業者や飲食業店及び旅館を対象に同市産の栗を活用した商品開発への協力を働きかける。②栗の「栄養素」「保存方法」「調理方法」をわかりやすく紹介したパンフレットを作成する。③品種別栽培技術の確立や選果選別の徹底による高品質栗の出荷拡大と地元工芸品「笠間焼」など観光資源とのコラボに取組んでいく事にしています。


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リサイクル施設設置による環境保全型農業の推進について

  • 平成20年10月26日〜1日  有機物リサイクルセンター「美土里館」

(概要について)
茂木町では「美土里館」を書くとして、これまでは不用なももとして扱われてきた廃棄物や地域の未利用資源(生ゴミ・牛糞・落ち葉・おがこ・もみ殻)のたい肥化や廃食油からBDF燃料を製造するリサイクルを進め、自然の持つ循環システムと人との共生を目指している。
 ・環境保全型農業の推進
  たい肥を使った土づくりからはじまる、農業本来の姿を復活させ、化学肥料や農薬の  使い方を抑えた「環境保全型農業」を推進し、安全でおいしい農産物の生産に取組   んでいる。


 ・農産物の地産地消体制の推進
  地域で生産した農産物を地域で消費する「地産地消体制」を確立し、あわせてそれら  農産物を学校給食で供給するシステムを構築し、子どもたちの健康な心と体づくりに  取組んでいる。

 ・森林の保全の推進
  年々荒れ続ける森林の落ち葉や間伐材を利用し、たい肥かして里山の景観・環境を保  全している。


 ・ごみのリサイクル運動の強化
  「ごみは資源」という観点から生ゴミの分別回収を実施し、たい肥生産の活用を図   り、廃食油をかいしゅうしてBDF燃料を製造するなど焼却費用の削減・ダイオキシ  ンの有害物質の抑制に努めている。1日100ℓの廃食油で85ℓのBD  Fを製造。

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