視察レポート

県立屋内スケート場運営について

  • 平成20年10月20日〜1日  栃木県立霜降アイスアリーナ

(視察の背景について)
・八戸市の「長根公園パイピングスピードリリンク」は老朽化が著しく、これまで長年にわたって青森県に対し、県立の屋内スケート場の整備を要望しているが、その実現には至っていない。

・こうした中、八戸市及び周辺町村選出の県議、八戸市議が県立屋内スケート場整備促進のための議員連盟を組織し、これまでも長野エムウエーブや帯広十勝オーバルの施設を実施してきている。





(調査目的について)
通年型アイスホッケーリンクの県立日光霧降アイスアリーナの概要や利用状況、施設管理や大会・イベント運営における工夫について情報収集を行い県立屋内スケート場の八戸市への建設に向けた参考にするため。



(県立霧降アイスアリーナの施設概要について)
・平成4年に供用開始。
・設置者は県、土地は国有林を伐採して建設。
・管理者は日光市。運営は市公共施設振興公社
・運営体制は市職員など7名。
・建設費用は27億円。
・開設時期は7月中旬〜5月中旬。
・交通手段が課題。



(県立霧降アイスアリーナの特徴について)
・栃木県立日光霧降アイスアリーナは、スケート競技振興や競技力の向上などを目的とし て平成4年にオープン。全国でも数少ない通年型屋内スケートリンク。

・製氷管理システムと空調設備を完備し、優れた氷質とコンディションを提供。国際競技
規格のリンクや冬季国体やアイスホッケー日本リーグ各種大会を開催。





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養殖ホタテガイの生産状況について

  • 平成23年09月16日  後潟漁業協同組合

(これまでの経緯について)
 平成22年の夏から秋にかけて陸奥湾が過去に例のない高水温で推移した結果、ホタテガイの大量へい死と成長不良が起こり、ホタテガイ増養殖に大きなダメージを与えた。ホタテガイ産業を回復させるためには、平成23年度産稚貝を必要数確保するとともに再び高水温による被害が起こらないような対策を講じる必要がある。


(具体的対策について)
 ・平成23年度産稚貝の安定確保対策
  ・親貝の確保(産卵収量まで出荷を抑制。陸奥湾全体で5000トン以上確保。)
  ・採苗器の大量作成・投入(青東地区は例年200万袋に対し、平成23年260万    袋)
  ・ラーバ調査、付着稚貝調査のきめ細かい実施及び調査結果の速やかな伝達・指導

 ・高水温被害防止対策
  ・高水温対策に係る現地座談会の開催
  ・水温情報や養殖管理情報の提供及び現場での指導
  ・試験研究機関が実施した調査・研究結果の現場への速やかな伝達・指導

  
 ・単協の連携
  むつ湾漁業振興協会の下での各単協の協力体制が欠かせない。





(今年度の生産状況について)
 ・稚貝の確保状況
  ・7月9日〜13日にかけて行った第2回全湾付着稚貝調査では、陸奥湾での採苗器1袋あたりの稚貝付着数は2000個から14万3000個(平均26000個であった。
  ・稚貝採取は概ね8月上旬にかけて行われ西湾の1部では自前の採苗器だけでは必要数が確保できない地区もあったが、付着数の多い地区からの稚貝の分配により全湾で養殖に必要な量はほぼ確保できた。
  ・今後、確保した稚貝をへい死させずに育成する事により陸奥湾におけるホタテガイ産業は回復するものと考えられる。


 ・水揚げ実績
  ・県漁連によると4月から8月末までの県全体の水揚げ実績は、半成貝18470t、新貝4874t、成貝5620t、地まき277tの合計29241tとなっていて、今年度水揚げ計画数量33000t(半成貝20000t、新貝6700t、成貝5500t、地まき800t)の90%となっている。

  ・4月から8月末までの水揚げ金額は55億円と今年度水揚げ計画金額56億円の97%、昨年同期(78億円)の70%となっている。またこれまでの総平均単価は1kgあたり187円と昨年同期1kgあたり115円より大幅に高値になっている。
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蓬田村夏秋トマト団地の栽培の取り組みについて

  • 平成23年09月16日  JA青森トマト部会東つがる支部

(取り組み主体の概要について)
 ・JA青森トマト部会東つがる支部
 ・9ha(うち中沢トマト団地は、ハウス31棟 1.1ha 9戸)


(取り組み内容について)
 ・蓬田村のトマト差倍は歴史が古く水田転作が本格化した昭和48年の水稲育苗ハウス  の跡地利用に始まり、中沢トマト団地は県単リース事業を活用してこれまでに31棟  のハウスを導入し、蓬田村のトマト産地拠点となっている。

 ・平成10年に有機質肥料や生物農薬(納豆菌など)を積極的に導入した減化学肥料・  減科学農薬による安心なトマト栽培が㈱モスフードサービスに認められて取り引きが  始まった。取り引き内容はあ・bのうちLサイズのみを日糧300箱(1箱4kg)  程度納入し、キロ単価を325円とする取り引き。あおもり有機の里づくり地域に指  定されている。

 ・クロマルハナバチやブロアー授粉機を導入し、交配の省力化を図るとともにホルモン  剤の使用を減らす事に貢献している。

 ・平成21年から業務用トマト「富丸ムーチョ」の契約栽培にも取り組み、県年度は4  名の生産者で400坪を作付けしている。販売ルートは、JA あすなろ青果 デリ  カフーズ サブウエイとなっていて全量買取でキロ単価は270円。契約単価は高く  ないが、多収で栽培しやすい品種のため十分なメリットがある。

 ・平成13年から「蓬田トマト加工グループ」を組織し、平成22年の販売実績は、5  19万円でトマトケチャップが概ね8割を占めている。




(今後の方向について)
 ・土壌診断に基づく適切な施肥管理と環境にやさしい病害虫の防除の確立
 ・安心で高品質なトマト生産の拡大と単収の向上

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防風保安林の機能回復と強化について

  • 平成23年09月16日  外ケ浜町 おだいば海岸

(目的について)
 当該防風保安林は、津軽半島の北東部の陸奥湾に面し、主に夏季のヤマセから国道や水 田を保全するために重要な役割を果たしている。しかし近年、倒木や下層樹木の推定に より疎林化が進み、防風機能が低下している事から森林整備を実施し、防風保安林の機能回復と強化を図っている。


(防風保安林の概要について)
 ・外ケ浜町字平舘田の沢地内
 ・5.96㌶
 ・樹木はクロマツ・イタヤカエデ・ミズキ・ハルニレ
 ・林齢は17年〜300年
 ・森林所有者は外ケ浜町、個人


(事業概要について)
 ・事業名は、県営保安林改良事業
 ・施行期間は、平成23年3月23日から平成23年8月31日まで
 ・事業費は18312千円(国1/2 県1/2)




(事業内容について)
 ・本数調整伐 4.10ha
  クロマツ及び広葉樹の枯損木などの不良木を対象にクロマツ若齢木や植林木の成長   を促進させるため、本数調整伐を実施。

 ・植栽工 1.16ha
  倒木や生育不良により疎林化が進んだ区域に防風機能の早期回復と強化を図るため   小苗木(マサキ900本)・中苗木(トドマツ133本、オオヤマザクラ130    本、ハルニレ9本、ヤチダモ9本)を植栽。


 ・丸太水路工 40m
  太降雨、融雪後に停滞する区域に排水のための丸太水路工を設置。

 ・丸太防風工 258m
  海岸沿いの風の強い区域に植栽木を保護するための丸太防風工を設置。

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湛水直播栽培での飼料用米の集団栽培について

  • 平成23年09月16日  農事組合法人 上小国ファーム

(農事組合法人上小国ファームの概要について)
 ・構成員は54名。
 ・経営規模は90ha
 ・作付け状況
   ・水稲   47.5ha (主食用米26.1ha 飼料用米21.4ha)
   ・大豆   8.6ha
   ・そば   2.6ha
   ・にんにく 1.4ha
   ・アピオス 0.25ha
   ・飼料作物 25ha
   ・その他  4ha




(集落営農組織をかくとして地域営農の企業化について)
 目的
 ・高収益作物の作付けを拡大し、米粉用米や地場農産物を活用した加工品開発・販売活  動を重点的に支援して地域営農企業化推進のモデルとする。

 これまでの経過
 ・中山間地域等直接支払制度の共同作業を契機に集落営農組織を目指して、ほ場整備に  取り組み、平成20年に農事法人 上小国ファームを設立して「1集落1農場」での  営農をスタート。

 ・平成21年には、上小国ファームの収益性向上に向けた「企業化戦略プラン」を策定  し、ニンニク、夏秋いちごなどの高収益作物の作付け拡大や新規需要米の米粉用米な  どに取組、平成22年には米粉用米製粉機を導入。

 ・外ケ浜町農業・農村活性化協議会では、緊急雇用対策を活用しながら上小国ファーム  など7つの集落営農組織と連携して、米粉パンや地元農産物を利用した仕出し弁当の  開発、販売、学校給食への食材供給などに取組、地域農業の6次産業化の推進母体と  なっている。


(水稲湛水直播栽培の取組みについて)
 ・平成22年は、ほ場整備事業の半分の面工事(21.4ha)が完了し、移植栽培で  主食用米の慣らし栽培を行った。
 
 ・本年は、平成22年に面工事が完了したほ場(21.4ha)に暗渠工事が施され残  り半分(26.1ha)の面工事も完了し、全面積での水稲の作付けが可能になっ   た。

 ・育苗ハウスが、全面積をカバーできないため、今年面工事が完了したほ場(26.1  ha)は移植栽培で主食用米を作付けし、昨年慣らし栽培を行い暗渠工事が完了した  ほ場(21.4ha)は、湛水直播栽培で飼料用米を作付けした。


 ・播種機を新たに購入し、地域で所有する全自動カルパーコーティングマシンを活用し  て21.4haの大区画ほ場で湛水直播による飼料用米の栽培に取り組んでいる。


(外ケ浜町の直播栽培の動向について)
 ・平成17年に中小国営農組合の組合員が播種機を導入し、湛水直播栽培の試作をさじ  める。

 ・平成19年に県単事業で全自動カルパーコーティングマシンを導入し、普及か拡大に  向けた体制が整う。

 ・平成22年に飼料用米の拡大に対応して農機メーカーのデモ機や大豆の汎用播種機を  活用して乾田直播を始める。

 ・本年は、町単事業で播種機を新たに購入したほか、既存播種機への作播装置装着、農  機メーカーのデモ機を活用した不耕起V溝直播栽培、地域に適した品種選定のための  品種比較も行っている。

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